マジックガーデン
school friend
「でさあ彼氏がまぢで迫ってきてえ.....」
「まぢーヒデミラブちゅうじゃん。」
金髪に黒い顔
目元にはでな白のアイシャドウ
ヤマンバとかいらしい
「うわーまぢ鬼じゃん。」
私のとなりでマナがでかい声で言う
「ほんとなにしゃべってるのかわからないしキモい。」
それにチヒロが乗ってヤマンバの子達に睨まれる
いつもの光景だ
ほんとは県立の高校に行きたかった
でも落ちた
希望高校が落ちて立ち直れなくなり
結局この学校にきてしまった
ルーズソックス、金髪の集団になじめないからバンド好きのマナ達といる
私の消えた父親は有名なバンドマンその弟子でマナが好きな『レッドムーン』のボーカル、リンがいた
それはマナ達には内緒だ
グループにいるほうがなにかとらく
だからたまたま話が合うマナ達といる
「『レッド』がメジャーになるらしいよ。」
「まぢで?最近チケ取れないのそのせい?」
「サポで『アース』のシンサクがいるせいもあるんじゃね?」
「あああの座り込みしてるやつらね。」
そこからはじまる話し
『アース』のボーカルの女ぐせの悪さにシンサクが呆れて脱退したのは知られてないんだな
活動休止ちゅうだから
お騒がせのしゅっちゅうネット騒がすボーカルが私の父ですとはいえない
シンサクは私とは顔見知りだ
一時期、シンサクの家で育ったから
「シンサクが悪いわけじゃないと思うよ。」
言ってしまいしまったと思った
「そういえばアリアはシンサクと知り合いなんだっけ?」
「まぢ?」
「ミカがさあ見ちゃったらしいよシンサクとサナが『港公園』で話してるの。」
ゲッ見られてたのか深夜だったしだいじょうぶかと思ってたけど
「ええきいてないよ白状しろ。」
「ギャーくるしい。」
「マナ、お前がやるとまぢ冗談じゃすまないからやめて。」
空手と合気道をやっているマナにはがいじめされた
仕方ないまあ話すか
「あのさあこの話は他の仲間には話さないでね。」
「話さない変わり口止め料はもらうよねえチヒロ。」
「わかった。ヘンサクじゃなくてシンサクに頼んでみるからシークレットライブのチケ。」
実はあるんだよね三枚
私とお世話になってる家族のぶんとで
「よし白状しろ。」
「私は小学校あがるぐらいまでシンサクの家で育ったの。産まれてすぐに私の母は病気になって私を育て方られなくて。」
「まぢか、苦労してたんだねサナ。」
感受性の強いチヒロは後半の重さで涙ぐんでしまった。
「シンサクと兄弟みたいなものだから変な噂はながさないでね。」
「ながすわけないっしょねえマナ。」
「まあくれるなら『ムーンナイト』のチケは欲しいけどね。」
ハハハ
マナはそうだよねチケ取れないって泣いてたから
「ヘンサクて....」
「二人だから言うけど普段からあのきくずした着物に下駄なのよ。だからみかちゃんにばれたんだね。」
「もしかしてリン様とも知り合いなの?」
ヤッパリきたか
「『レッド』とは関わりないよ。ヘン、シンサクともしばらく会ってなくてフジさんの子供貰うために会ってたから。フジさんはこの犬。」
あっドン引きした
そりゃそうか藤色のチャンチャンコ着た秋田犬には引くよね
ガラガラ
タイミングいいとこで担任の脇田道夫が入ってきてそれ以上二人に追及されることはなかった。
「まぢーヒデミラブちゅうじゃん。」
金髪に黒い顔
目元にはでな白のアイシャドウ
ヤマンバとかいらしい
「うわーまぢ鬼じゃん。」
私のとなりでマナがでかい声で言う
「ほんとなにしゃべってるのかわからないしキモい。」
それにチヒロが乗ってヤマンバの子達に睨まれる
いつもの光景だ
ほんとは県立の高校に行きたかった
でも落ちた
希望高校が落ちて立ち直れなくなり
結局この学校にきてしまった
ルーズソックス、金髪の集団になじめないからバンド好きのマナ達といる
私の消えた父親は有名なバンドマンその弟子でマナが好きな『レッドムーン』のボーカル、リンがいた
それはマナ達には内緒だ
グループにいるほうがなにかとらく
だからたまたま話が合うマナ達といる
「『レッド』がメジャーになるらしいよ。」
「まぢで?最近チケ取れないのそのせい?」
「サポで『アース』のシンサクがいるせいもあるんじゃね?」
「あああの座り込みしてるやつらね。」
そこからはじまる話し
『アース』のボーカルの女ぐせの悪さにシンサクが呆れて脱退したのは知られてないんだな
活動休止ちゅうだから
お騒がせのしゅっちゅうネット騒がすボーカルが私の父ですとはいえない
シンサクは私とは顔見知りだ
一時期、シンサクの家で育ったから
「シンサクが悪いわけじゃないと思うよ。」
言ってしまいしまったと思った
「そういえばアリアはシンサクと知り合いなんだっけ?」
「まぢ?」
「ミカがさあ見ちゃったらしいよシンサクとサナが『港公園』で話してるの。」
ゲッ見られてたのか深夜だったしだいじょうぶかと思ってたけど
「ええきいてないよ白状しろ。」
「ギャーくるしい。」
「マナ、お前がやるとまぢ冗談じゃすまないからやめて。」
空手と合気道をやっているマナにはがいじめされた
仕方ないまあ話すか
「あのさあこの話は他の仲間には話さないでね。」
「話さない変わり口止め料はもらうよねえチヒロ。」
「わかった。ヘンサクじゃなくてシンサクに頼んでみるからシークレットライブのチケ。」
実はあるんだよね三枚
私とお世話になってる家族のぶんとで
「よし白状しろ。」
「私は小学校あがるぐらいまでシンサクの家で育ったの。産まれてすぐに私の母は病気になって私を育て方られなくて。」
「まぢか、苦労してたんだねサナ。」
感受性の強いチヒロは後半の重さで涙ぐんでしまった。
「シンサクと兄弟みたいなものだから変な噂はながさないでね。」
「ながすわけないっしょねえマナ。」
「まあくれるなら『ムーンナイト』のチケは欲しいけどね。」
ハハハ
マナはそうだよねチケ取れないって泣いてたから
「ヘンサクて....」
「二人だから言うけど普段からあのきくずした着物に下駄なのよ。だからみかちゃんにばれたんだね。」
「もしかしてリン様とも知り合いなの?」
ヤッパリきたか
「『レッド』とは関わりないよ。ヘン、シンサクともしばらく会ってなくてフジさんの子供貰うために会ってたから。フジさんはこの犬。」
あっドン引きした
そりゃそうか藤色のチャンチャンコ着た秋田犬には引くよね
ガラガラ
タイミングいいとこで担任の脇田道夫が入ってきてそれ以上二人に追及されることはなかった。
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