マジックガーデン

森を抜けると小川が流れていた
「アリアお帰り。」
どこかで見たような女性が青い可愛家の前で出迎えてくれた
見知らぬ場所なのにここちがいい
広い庭には動物達が遊んでいる
庭師だろうか？
植木をきれいに刈り込んでる少年は手を止める
「キコリいらっしゃいアリアが帰ってきたからご飯にするわよ。」
「ハーイ！片付けたら行きます。」
「ローズサロンで待ってるわね。」
女性が開けてくれたイルカの飾られた見覚えのあるノブのある扉をくぐる
広い窓から光がさし蔦のような植物が花をつけ蝶が舞っている
廊下はガラス張りなのか下に流れる水が見え小川のようだ
「食事をする前に着替えが必要ね。サチ、湯浴みは後でいいからアリアを可愛くしてちょうだい。」
「髪染めたさっちゃん？」
髪が赤毛と言う事以外はそばかす顔も変わらない見知った人につい声をかけた
「染めてませんよサチは火の神の御加護を受けた一族ので何で、これは産まれつきです。さあお嬢様お着替えいたしますわよ。」
強引さはヒジリさんとテキちゃんだ
これまた見慣れた手作りした感じがでているベニヤで出来たドアの中に押し込められた。