マジックガーデン
「いかんよ、いかんよ。」
運転席でリョウニイそれしか言ってない
「リンさんらしくないな。ファンの揉め事にきれる人じゃないのに。」
ユウさんがベースの紐をいじりながらションボリしている
キゲンの悪いリンさんにイロイロ言われたらしい
「リョウさんたぶんおおごとにはならないと思うからタカさん達止めといて。」
「タカニイは動かんよ。でもシークレットにはご令嬢もいたからいかんぜよ、あの娘らが広めたら活動に影響......」
「さっきなんかリンさんが格好つけて言ってたけどさ。これでメジャーの話が流れたらそこまでだよ。」
普段おふざけばっかしてるけどユウさんは根はまぢめだ
もとはサブサポートだったけど昴さんにベースやらのうでをかわれたらしい
「リョウ、車だしていいよ。リン達はアリトモさんが送るって。薬のませて落ち着いたけどあれかたがひどかった。」
マネージャーのトモカさんがため息つく
腕に巻かれてる包帯がイタイタしい
「トモちゃんまた傷ふえてる血でてるよ。」
肩と頬からに傷できてる
「リンがね物叩き壊して投げたからドアのとこ割れて巻きぞいくらったからね。」
「アチャー。もう会場使わせてもらえなくなりそう。」
「また、ほんとリョウマがいかんいかんて言う気持ちわかるわ。これで出禁になったらほんとやばいわ。メジャー前なのに今の状態じゃむりよね。もしかしてこの子?リンの初恋の相手?」
トモカさんとは面識ないんだっけ
「言っちゃっていいのかな。そうこの子だよリンさん姫て呼んでるの。」
久々にそのあだ名きいた
私は星砂家では姫て呼ばれてる
由良ちゃんはチビ姫
「かわいいね。こりゃあリンが心配するわけだ。」
見つめられて照れくさい
リンさんの初恋が私?!
「リンさんだけじゃなくて昴さんもだよ。家だとあれるってトシヤさんがなげいてた。」
ユウさんの発言に余けいにはずかしくなり一番後ろの特等席に座ってて良かった
この席もフワフワだ
過保護だからいこごち悪くて公立選んだんだよね
「早く出発してリンがすねてお酒のんだら大変、シンサクくんが怪我しちゃう。」
「それは心配いらんよ。親父にしごかれてるしリンぐらいなら押さえこめるぐらいの力あいつはあるから。」
リョウニイがのんびりかえす
車が発信する
丸い窓からは光がゆれる
この後、リンさんと昴さんと顔あわせるのはずかしいな
ホテルの地下に着くとまずはトモカさんが降りた
「だいじょうぶだと思うけど過激なファンがいないか確かめてくる。」
「心配いらんよ。親父の子分が追い払って今は誰もおらんて連絡はいっとる。」
親父さんでてきちゃったの?
なんかおおごとになってない?
シンサクの親父さんは実は893なのだ
しかももとは関西で大きいとこの幹部だったとか
「なんか警察とかきてないだいじょうぶ?」
事情を知ってるユウさんがあわててる
「だいじょうぶ。ここのホテルにも何人か親父の部下いるけど警備とバー店長だから。」
そういえば蔵元家て名家で顔ひろいんだっけ
「姫、どこ?」
「リン動くなあぶない。リョウマ悪かったなイロイロと。」
車から降りてドアをあけるリョウニイに金髪の切れ目の男が話しかける
星砂家の長男そして『レッドムーン』ドラムの昴だ
「リン、もう目が覚めたの?」
「寝たくない僕の姫とあえるのに。」
リンさん....よけいに降りずらいです
思わずカバンで顔かくしちゃった
「ス~に迷惑かけられるのはいつものことだ。ありゃどうしたアリー?」
「イスにスカートひっかかったかな?」
「そりゃあいかん。ヒジリに殺され....」
「姫!」
ワッ!リンさんが倒れてきた
しかもオデコにキスされた
「潰れる、姫生きてるか?」
「昴は失礼だなあ、大事な姫を潰すわけない......」
「ワアー!お前な姫が怪我したらどうするんだ。」
私を抱き上げたリンさんの力が抜けて危なくコンクリートの上に落ちそうになり昴さんに抱えられた
「おーろしてくっください。」
「臭い?シャワーあびよ。離さないけどな。」
アワワ
ユウさんの言葉がまわる
いや違うよね恋て意味じゃない
昴さんなんて絶対ありえない
女の噂たえないんだから
でも鍛え上げた腕にかかえられるとドキドキいう
「遠慮するな、昔は良く抱っこしただろう。」
頭を抱えられたから
心臓の音と愛用のコロンの臭いがする
抱きしめられたままホテルの一室に運ばれた
「その格好じゃ食事しずらいと思って。このどっちかに着替えて。僕はリンの様子みてくるついでにシャワー浴びてくる。終わったら電話して、この番号ね。」
「....わかりました。」
パタンとドアが閉まった
何を想像してるんだ私
スーニイは私たちのことたくさん可愛がってくれた育て親のようなもんだ
スーニイいや昴さんだって妹とかの感覚のはず
携帯置いてきた荷物ごと
トントン
「ああもうあのヤンキーきいきかないわねえ。」
「サヨさん?」
イヤな予感しかしないんだけど
運転席でリョウニイそれしか言ってない
「リンさんらしくないな。ファンの揉め事にきれる人じゃないのに。」
ユウさんがベースの紐をいじりながらションボリしている
キゲンの悪いリンさんにイロイロ言われたらしい
「リョウさんたぶんおおごとにはならないと思うからタカさん達止めといて。」
「タカニイは動かんよ。でもシークレットにはご令嬢もいたからいかんぜよ、あの娘らが広めたら活動に影響......」
「さっきなんかリンさんが格好つけて言ってたけどさ。これでメジャーの話が流れたらそこまでだよ。」
普段おふざけばっかしてるけどユウさんは根はまぢめだ
もとはサブサポートだったけど昴さんにベースやらのうでをかわれたらしい
「リョウ、車だしていいよ。リン達はアリトモさんが送るって。薬のませて落ち着いたけどあれかたがひどかった。」
マネージャーのトモカさんがため息つく
腕に巻かれてる包帯がイタイタしい
「トモちゃんまた傷ふえてる血でてるよ。」
肩と頬からに傷できてる
「リンがね物叩き壊して投げたからドアのとこ割れて巻きぞいくらったからね。」
「アチャー。もう会場使わせてもらえなくなりそう。」
「また、ほんとリョウマがいかんいかんて言う気持ちわかるわ。これで出禁になったらほんとやばいわ。メジャー前なのに今の状態じゃむりよね。もしかしてこの子?リンの初恋の相手?」
トモカさんとは面識ないんだっけ
「言っちゃっていいのかな。そうこの子だよリンさん姫て呼んでるの。」
久々にそのあだ名きいた
私は星砂家では姫て呼ばれてる
由良ちゃんはチビ姫
「かわいいね。こりゃあリンが心配するわけだ。」
見つめられて照れくさい
リンさんの初恋が私?!
「リンさんだけじゃなくて昴さんもだよ。家だとあれるってトシヤさんがなげいてた。」
ユウさんの発言に余けいにはずかしくなり一番後ろの特等席に座ってて良かった
この席もフワフワだ
過保護だからいこごち悪くて公立選んだんだよね
「早く出発してリンがすねてお酒のんだら大変、シンサクくんが怪我しちゃう。」
「それは心配いらんよ。親父にしごかれてるしリンぐらいなら押さえこめるぐらいの力あいつはあるから。」
リョウニイがのんびりかえす
車が発信する
丸い窓からは光がゆれる
この後、リンさんと昴さんと顔あわせるのはずかしいな
ホテルの地下に着くとまずはトモカさんが降りた
「だいじょうぶだと思うけど過激なファンがいないか確かめてくる。」
「心配いらんよ。親父の子分が追い払って今は誰もおらんて連絡はいっとる。」
親父さんでてきちゃったの?
なんかおおごとになってない?
シンサクの親父さんは実は893なのだ
しかももとは関西で大きいとこの幹部だったとか
「なんか警察とかきてないだいじょうぶ?」
事情を知ってるユウさんがあわててる
「だいじょうぶ。ここのホテルにも何人か親父の部下いるけど警備とバー店長だから。」
そういえば蔵元家て名家で顔ひろいんだっけ
「姫、どこ?」
「リン動くなあぶない。リョウマ悪かったなイロイロと。」
車から降りてドアをあけるリョウニイに金髪の切れ目の男が話しかける
星砂家の長男そして『レッドムーン』ドラムの昴だ
「リン、もう目が覚めたの?」
「寝たくない僕の姫とあえるのに。」
リンさん....よけいに降りずらいです
思わずカバンで顔かくしちゃった
「ス~に迷惑かけられるのはいつものことだ。ありゃどうしたアリー?」
「イスにスカートひっかかったかな?」
「そりゃあいかん。ヒジリに殺され....」
「姫!」
ワッ!リンさんが倒れてきた
しかもオデコにキスされた
「潰れる、姫生きてるか?」
「昴は失礼だなあ、大事な姫を潰すわけない......」
「ワアー!お前な姫が怪我したらどうするんだ。」
私を抱き上げたリンさんの力が抜けて危なくコンクリートの上に落ちそうになり昴さんに抱えられた
「おーろしてくっください。」
「臭い?シャワーあびよ。離さないけどな。」
アワワ
ユウさんの言葉がまわる
いや違うよね恋て意味じゃない
昴さんなんて絶対ありえない
女の噂たえないんだから
でも鍛え上げた腕にかかえられるとドキドキいう
「遠慮するな、昔は良く抱っこしただろう。」
頭を抱えられたから
心臓の音と愛用のコロンの臭いがする
抱きしめられたままホテルの一室に運ばれた
「その格好じゃ食事しずらいと思って。このどっちかに着替えて。僕はリンの様子みてくるついでにシャワー浴びてくる。終わったら電話して、この番号ね。」
「....わかりました。」
パタンとドアが閉まった
何を想像してるんだ私
スーニイは私たちのことたくさん可愛がってくれた育て親のようなもんだ
スーニイいや昴さんだって妹とかの感覚のはず
携帯置いてきた荷物ごと
トントン
「ああもうあのヤンキーきいきかないわねえ。」
「サヨさん?」
イヤな予感しかしないんだけど