虹色の恋
「ごめん!!」


10分ぐらいして隼人が戻って来た。


隼人の手にはクレープとアイス。
ご飯じゃないじゃん。


「どっちがいい?」


隼人は笑顔で聞いて来た。

「クレープ…」

隼人はクレープを渡して来た。


「ありがと」


こうしてまた歩き出した。

隼人は隣でアイスを美味しそうに食べていた。


なんか喋らなきゃと思った。

「アイスちょっとちょうだい?」

私は隼人に聞いた。

「え!あ…いいよ」

隼人は驚いたように返事をした。

「サンキュー」

私はアイスに手を伸ばした。


「美味いだろ?」


「うん!美味しい」


でもさすがに5月終わりのこの時期のアイスはまだ体が冷める。



そう思いながら私はまたクレープを食べ始めた。


すると隼人がいきなり横からクレープをかじった。

「は?ちょっと―!」

「悪い(笑)でも美味い」

そう言いながら歩いて行った。

私もクレープを片手に歩き出した。



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