虹色の恋

しかもどうしてそれを隼人からではなくて梓から聞く事になったんだろう。

疑問はうまれるばかりだった。


なんか電話とか気まずいしな…。

そう思ってメールも電話もしなかった。


隼人からも頻繁には来なくなって来ても夏祭りの事は何も言わない。



そんな事を里奈に話すと

「絶対聞いた方がいいって」


そう返ってきた。

予想通りの答え。

聞かなきゃ…。



私は思いきってメールした。


>夏祭り水澤と行くの?


返事が怖かった。
嘘であってほしい…。


返事は意外と早かった。

>なんで知ってんの?


本当だったんだ…。


返事を返す気にもなれなかった。
その後に隼人から何件かメールや電話が来たけど出なかった。



こうして夏祭りの日をむかえた。

< 56 / 56 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop