双子で妹の私
「な、何ですか?」
少し震えた声になった

海「ねぇ、何で泣くの我慢するの?泣いていいよ。」

そんなこと言われたら、泣いてしまう。

ダメだと分かっていても、泣きそうになる。

「な、泣く?何のこと、ですか?私はただお茶を取りに行くだけですから。」

海「嘘、言わなくていいよ。瑠奈だって使用人に任せるのに、奈瑠ちゃんだって使用人に任せるんでしょ。」

確かにそうだ。

「そ、そう言う時もあるだけで、たまにやりたくなる時だってありますよ。それが、今だっただけで。」

海「そうだね。ただ、泣かないようにしたいから、逃げるためだからね。」

奈瑠end
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