孤独な緋月
ピピピピピッ…ピッ……
あれ?もう9時?
転校初日は8時に来るように言われてたのに…
目覚ましの設定時間変えるの忘れてた……
私、一葉茅乃(hitotuda kayano)は今日、白鳥高校に転校することになった。
転校とは言っても、事情があって学校に通うのは小1以来だけど……
こんなことになったのは全部あの人のせい。
はぁ……
浮かない気分だが、制服に着替える。
そして、アルビノとして生まれてきた私の長い銀の髪はブラウンのウィッグの下に、真っ赤な瞳はブラウンのカラーコンタクトの下に隠す。
親は7歳の時に死んだし、弟は行方不明。
私一人しか住んでいない部屋だから、行ってきます、も言わない。
これ以上遅れないためにも、早歩きで部屋を出た。
あれ?もう9時?
転校初日は8時に来るように言われてたのに…
目覚ましの設定時間変えるの忘れてた……
私、一葉茅乃(hitotuda kayano)は今日、白鳥高校に転校することになった。
転校とは言っても、事情があって学校に通うのは小1以来だけど……
こんなことになったのは全部あの人のせい。
はぁ……
浮かない気分だが、制服に着替える。
そして、アルビノとして生まれてきた私の長い銀の髪はブラウンのウィッグの下に、真っ赤な瞳はブラウンのカラーコンタクトの下に隠す。
親は7歳の時に死んだし、弟は行方不明。
私一人しか住んでいない部屋だから、行ってきます、も言わない。
これ以上遅れないためにも、早歩きで部屋を出た。
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