冷徹社長は幼馴染の私にだけ甘い

「ははっ、女の子だって……笑っちゃう」


 凛子はドンっと床を叩いた。ボロボロと涙がこぼれ落ちてくる。悔しくて、悲しくて。どうすれば女として見てもらえるのだろうか。


 もう、今の関係が壊れても良い。幼なじみの年下の女の子から抜け出したい。
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