冷酷・楠木副社長は妻にだけは敵わない
「ちづちゃん!」
そんな千鶴の後ろ姿に呼びかける、朱李。
「ん?何?」
「………あ…いや、あのさ!」
「うん」
“抱かせて”と言いたい。
でもきっと…“怪我してるからダメ”と言われるだろう。
千鶴のことだ。
朱李を心配して、早く寝るように促すに違いない。
「……???
よくわからないけど、お風呂入って寝ようね!」
千鶴は、風呂場へ向かうのだった。
千鶴に身体を洗ってもらい、入浴した朱李。
そして、ベッドに横になっている。
千鶴も寝る準備をして、ベッドに入ってきた。
いつもなら、腕枕をして千鶴を抱き締める朱李。
でも千鶴には、きっぱり断られた。
「朱李くん、おやすみなさい!」
「うん、おやすみ」
微笑み言った千鶴が、朱李の右手を優しく取りキスをした。
その行為に、朱李の我慢していた劣情は煽られてしまう。
「なぁ!!」
「ん?」
「キスするなら、ここにして!!
こ!こ!」
自身の口唇を指差し言う、朱李。
「え?うん…わかった。
…………んん…」
千鶴の顔がゆっくり近づき、口唇が重なる。
そして、次第に深くなる。
「んんっ…!!朱李く…待っ……」
もがくように口唇を離す、千鶴。
「ダメ…口唇、離すなよ…!!」
「でも…苦し…」
更にもがく千鶴を押さえようとして、そのまま組み敷いた。
「━━━━━━━━いってぇぇぇーーー!!!?!」
「え!!?な、何!!?」
千鶴を組み敷きベッドに右手をついた為、一気に痛みが走ったのだ。
「朱李くん!だ、大丈夫!!?」
「いてぇ…」
「ど、どうしよう…」
「いや、大丈夫!
なぁ、ちづちゃん。
よしよしして?」
オロオロする千鶴に、微笑みかける朱李。
「わ、わかった!
よしよし!
痛いの、痛いの、飛んでけーーーー!!!(笑)
…………なんて…(笑)」
はにかむように微笑み言った千鶴に、朱李も嬉しそうに微笑んだ。
「ありがとな!
じゃあ…ほんとに、おやすみ!ちづちゃん」
「うん!おやすみなさい、朱李くん!」
二人はぴったりくっつき、心地よい眠りについたのだった。
そんな千鶴の後ろ姿に呼びかける、朱李。
「ん?何?」
「………あ…いや、あのさ!」
「うん」
“抱かせて”と言いたい。
でもきっと…“怪我してるからダメ”と言われるだろう。
千鶴のことだ。
朱李を心配して、早く寝るように促すに違いない。
「……???
よくわからないけど、お風呂入って寝ようね!」
千鶴は、風呂場へ向かうのだった。
千鶴に身体を洗ってもらい、入浴した朱李。
そして、ベッドに横になっている。
千鶴も寝る準備をして、ベッドに入ってきた。
いつもなら、腕枕をして千鶴を抱き締める朱李。
でも千鶴には、きっぱり断られた。
「朱李くん、おやすみなさい!」
「うん、おやすみ」
微笑み言った千鶴が、朱李の右手を優しく取りキスをした。
その行為に、朱李の我慢していた劣情は煽られてしまう。
「なぁ!!」
「ん?」
「キスするなら、ここにして!!
こ!こ!」
自身の口唇を指差し言う、朱李。
「え?うん…わかった。
…………んん…」
千鶴の顔がゆっくり近づき、口唇が重なる。
そして、次第に深くなる。
「んんっ…!!朱李く…待っ……」
もがくように口唇を離す、千鶴。
「ダメ…口唇、離すなよ…!!」
「でも…苦し…」
更にもがく千鶴を押さえようとして、そのまま組み敷いた。
「━━━━━━━━いってぇぇぇーーー!!!?!」
「え!!?な、何!!?」
千鶴を組み敷きベッドに右手をついた為、一気に痛みが走ったのだ。
「朱李くん!だ、大丈夫!!?」
「いてぇ…」
「ど、どうしよう…」
「いや、大丈夫!
なぁ、ちづちゃん。
よしよしして?」
オロオロする千鶴に、微笑みかける朱李。
「わ、わかった!
よしよし!
痛いの、痛いの、飛んでけーーーー!!!(笑)
…………なんて…(笑)」
はにかむように微笑み言った千鶴に、朱李も嬉しそうに微笑んだ。
「ありがとな!
じゃあ…ほんとに、おやすみ!ちづちゃん」
「うん!おやすみなさい、朱李くん!」
二人はぴったりくっつき、心地よい眠りについたのだった。