冷酷・楠木副社長は妻にだけは敵わない
駅に到着し、旅館に向かう。
とても情緒ある、落ち着いた雰囲気の旅館。
「綺麗……」
部屋に通され、千鶴は歓喜の声をあげた。
「凄ーい!
広いね!
露天風呂も素敵~!」
「確かに、凄いな!
ちづちゃん、せっかくだから今から入らない?」
「うん!」
「━━━━━━んー!気持ちいいね~」
「あぁ…」
朱李の足の間に挟まれて、後ろから抱き締められている千鶴。
「雪もちらついてて、綺麗……!」
「だな」
「ん?」
「ん?」
朱李の手が、湯の中で怪しく千鶴の身体をまさぐっている。
「朱李くん」
「ん?」
「ちょっ…そんなとこ、触らないで!エッチ!!」
「エッチだよ!
男だもん!
ちづちゃんのことは、いつでも触ってたい!」
「もう!
離れちゃうよ!」
「あーー!!
離れるなよ、千鶴!」
足の間から逃げようとする千鶴を、すかさず捕まえ抱き寄せた。
「だって、朱李くんがエッチなんだもん!」
「わかった!我慢するから!
だから、離れないで?」
後ろから抱き締め、千鶴の肩に顔を埋める朱李だった。
それから旅館を一度出て、街へ向かった二人。
「ちづちゃん、こっちじゃない?」
スマホのナビを見ながら言った、朱李。
「うん!
━━━━━━あ、ここだ!
綺麗なお店だね!」
店内に入り、マフラーを見て回る。
クリスマス限定だけでも、様々な種類がある。
「どれが良いかな~?」
「んー、これは?
温かそうだよ?」
「うん!素敵!」
「あ、こっちも!明るくていいかも!」
「ほんとだ!
派手すぎないし!」
「ちづちゃん、これにする?」
「うん!」
「よし!買おう!」
ペアのマフラーを購入し、早速お互い首に巻く。
「フフ…お揃い!」
「だな!
なんか、いいな!」
「え?」
「付き合いだしてから、クリスマスにペアの物を毎年買ってるだろ?俺達」
「うん!」
「ピアス、ネックレス、靴、パーカー、パジャマ、財布、キーケース、コーヒーカップ、香水、手袋!
で!今年は、マフラーだろ?
毎年、思い出と一緒に二人だけの物が増えていく!
幸せ!」
「うん!私も!」
「フフ…千鶴…キス、しよ?」
「え……ここ、街中…////」
「でもしたい!
キスしよ?」
「朱李く━━━━━んんっ!!」
恥ずかしそうに顔を赤くする千鶴の口唇を奪う。
「千鶴…好き……」
「んんっ…私…も…」
とても情緒ある、落ち着いた雰囲気の旅館。
「綺麗……」
部屋に通され、千鶴は歓喜の声をあげた。
「凄ーい!
広いね!
露天風呂も素敵~!」
「確かに、凄いな!
ちづちゃん、せっかくだから今から入らない?」
「うん!」
「━━━━━━んー!気持ちいいね~」
「あぁ…」
朱李の足の間に挟まれて、後ろから抱き締められている千鶴。
「雪もちらついてて、綺麗……!」
「だな」
「ん?」
「ん?」
朱李の手が、湯の中で怪しく千鶴の身体をまさぐっている。
「朱李くん」
「ん?」
「ちょっ…そんなとこ、触らないで!エッチ!!」
「エッチだよ!
男だもん!
ちづちゃんのことは、いつでも触ってたい!」
「もう!
離れちゃうよ!」
「あーー!!
離れるなよ、千鶴!」
足の間から逃げようとする千鶴を、すかさず捕まえ抱き寄せた。
「だって、朱李くんがエッチなんだもん!」
「わかった!我慢するから!
だから、離れないで?」
後ろから抱き締め、千鶴の肩に顔を埋める朱李だった。
それから旅館を一度出て、街へ向かった二人。
「ちづちゃん、こっちじゃない?」
スマホのナビを見ながら言った、朱李。
「うん!
━━━━━━あ、ここだ!
綺麗なお店だね!」
店内に入り、マフラーを見て回る。
クリスマス限定だけでも、様々な種類がある。
「どれが良いかな~?」
「んー、これは?
温かそうだよ?」
「うん!素敵!」
「あ、こっちも!明るくていいかも!」
「ほんとだ!
派手すぎないし!」
「ちづちゃん、これにする?」
「うん!」
「よし!買おう!」
ペアのマフラーを購入し、早速お互い首に巻く。
「フフ…お揃い!」
「だな!
なんか、いいな!」
「え?」
「付き合いだしてから、クリスマスにペアの物を毎年買ってるだろ?俺達」
「うん!」
「ピアス、ネックレス、靴、パーカー、パジャマ、財布、キーケース、コーヒーカップ、香水、手袋!
で!今年は、マフラーだろ?
毎年、思い出と一緒に二人だけの物が増えていく!
幸せ!」
「うん!私も!」
「フフ…千鶴…キス、しよ?」
「え……ここ、街中…////」
「でもしたい!
キスしよ?」
「朱李く━━━━━んんっ!!」
恥ずかしそうに顔を赤くする千鶴の口唇を奪う。
「千鶴…好き……」
「んんっ…私…も…」