月下の君には秘密です。


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本当の本当は…



俺の事、

『邪魔』ですか……?



聞きたくても、
弱虫の俺は聞けません。


だから、
そうなら言ってください。




弁当箱の中の
タコさんウィンナー。

嬉しい楽しいはずのそれを見つめながら…、

俺はそんな事を思って、
沈んでいました。


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