キンキョリレンアイ
第1章
幼なじみ
「起きなよ!!」
――ガバッ!
「う~ん…まだ眠い~…」
「隼人が起きなきゃ私も遅刻しちゃうんだから!!」
――バシッ!
「いてっ!」
ただ今、朝7時25分。
実はこれが私の毎朝の日課だったりする。
「瑞姫はもっと可愛い起こし方できねーのか!」
部屋のドアからではなくベランダの窓を開け跨いで部屋を後にする。
「瑞姫ッ!!」
「だーかーら!スパッツはいてるから大丈夫だって!!」
制服のミニスカートで窓を跨ぐなんてあるまじき行為かもしれないけれど私は気にしない。
中にスパッツをはいているからパンツが見えることもないし。
まだ何かブツブツ言ってる隼人を無視し、跨ぐと言うかジャンプして自分の部屋にダイブした。
今日も見事着地成功!
そのまま部屋を出て、朝ご飯を食べにリビングへ向かった。
「お母さんおはよ!」
「今日もお勤めご苦労様。」
冗談っぽく言いながらお母さんは目玉焼きとトーストが乗ったお皿を私の目の前に置いた。
お勤めと言うのは隼人を起こすということ。
中学校の時からだから…もう6年目だ。
「今日も全然起きなくて大変だったんだから!」
パンを口にしながら、膨れたように言う。
――ガバッ!
「う~ん…まだ眠い~…」
「隼人が起きなきゃ私も遅刻しちゃうんだから!!」
――バシッ!
「いてっ!」
ただ今、朝7時25分。
実はこれが私の毎朝の日課だったりする。
「瑞姫はもっと可愛い起こし方できねーのか!」
部屋のドアからではなくベランダの窓を開け跨いで部屋を後にする。
「瑞姫ッ!!」
「だーかーら!スパッツはいてるから大丈夫だって!!」
制服のミニスカートで窓を跨ぐなんてあるまじき行為かもしれないけれど私は気にしない。
中にスパッツをはいているからパンツが見えることもないし。
まだ何かブツブツ言ってる隼人を無視し、跨ぐと言うかジャンプして自分の部屋にダイブした。
今日も見事着地成功!
そのまま部屋を出て、朝ご飯を食べにリビングへ向かった。
「お母さんおはよ!」
「今日もお勤めご苦労様。」
冗談っぽく言いながらお母さんは目玉焼きとトーストが乗ったお皿を私の目の前に置いた。
お勤めと言うのは隼人を起こすということ。
中学校の時からだから…もう6年目だ。
「今日も全然起きなくて大変だったんだから!」
パンを口にしながら、膨れたように言う。