本当はずっと好きだったみたい
「佐伯君の大事な人は須藤さんって言おうとしたのに…」



結城さんが悲しそうに言ったのを知らずに私は屋上に向かう



「凉君、大事な人いたんだ。私は邪魔だよね…離れなくちゃ」



凉君の恋を邪魔しちゃダメ
凉君の恋を叶う為には私は近くにいたらダメ



友達なら応援しなくちゃいけないし、近くにいたら凉君は好きな人にアプローチ出来ない…
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