本当はずっと好きだったみたい
嫌いな声で私の名前を呼び、5〜6人が前から歩いてきた




「ッ……」



「玲衣?」



あの時の事がフラッシュバックして震えが止まらなくて紗良が心配そうに私を見つめている



「中学の卒業式以来じゃん。未だに凉とあすなに守ってもらってんの?」
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