本当はずっと好きだったみたい

俺は嬉しいが、玲衣は困るだろうな



『須藤さんって、佐伯君と神城君の何なの？
付き合ってる訳でもないのに馴れ馴れしすぎない？男好きじゃん。だから女友達もいないのよ！』



『どうして…？私はただ凉君とあすな君と話したり一緒に遊んだりしてただけなのに…
それがダメだったの？もう嫌だ。学校に行きたくないよ』



そう言って涙を流す玲衣を思い出しながら、
　　・・・
またあの時みたいにならないように願った