本当はずっと好きだったみたい

「なによ…。須藤さんはズルいのよ！」



彼女がそう言った所でお昼休みが終わるチャイムがなり、私の前から離れて自分の席に戻っていった



「…玲衣、何かあったのか？チャイムがなる前に数人から言われてたよな？」



凉君か小声でそう聞いてきた



「何もないよ…授業始まるから前向かないと」