ほらね、今日もまた、



……蓮くんにとってわたしは、"好きなひとの、親友"。



ずっと、見ていたからわかる。



蓮くんがいつも目で追っているのはうららで、たまに間違ってわたしと目が合ってしまうとすぐになかったかのようにそらされる。


それが現実を突きつけられるようで、辛くなる。





今日もまた、わたしは叶わない恋を諦められない。



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