色褪せて、着色して。~悪役令嬢、再生物語~Ⅱ
どうせ、巡回中だったんじゃないの? と言おうと思っていたけど。
様子がおかしいことにはすぐに気づいた。
まず、太陽様は制服を着ていないし、肌寒いっていうのに半袖に半ズボン…家でくつろぐような格好だったからだ。
更に、がっくりとうなだれて一言も言葉を発しない。
「太陽様。入ってください」
「え、えっ。シナモン、なんで…」
なんでこんな夜中に女性しかいない家に男を入れようとするのか…
「エアー様。わたくしの顔に免じて許してください」
「…うん?」
シナモンの物凄い剣幕に何も言えなかった。
様子がおかしいことにはすぐに気づいた。
まず、太陽様は制服を着ていないし、肌寒いっていうのに半袖に半ズボン…家でくつろぐような格好だったからだ。
更に、がっくりとうなだれて一言も言葉を発しない。
「太陽様。入ってください」
「え、えっ。シナモン、なんで…」
なんでこんな夜中に女性しかいない家に男を入れようとするのか…
「エアー様。わたくしの顔に免じて許してください」
「…うん?」
シナモンの物凄い剣幕に何も言えなかった。