冥府の女神のヤンデレ愛・妄想爆裂・古代メソポタミア神話
ナムタルは涙目で
「帰る時に、ネルガル神という奴に背中からぶつかられ、
そのままそいつは、立ち去っていきました。」

自動車事故の、当て逃げにでもあったというように、
<俺は被害者>主張を、ネルガルは必死にします。

<死の眼差し>は、何があっても避けたい、その一心です。

「その・・ネルガルという神は、
お前が冥界の使者だという事を、わかっているのですよね」

ナムタルは、大きくうなずきました。

衣を見れば一目瞭然、
冥界の使者は黒い衣をまといます。
天界では、すぐにわかるはずです。

食い物の恨みは恐ろしい、
ましてや、楽しみにしていたスィーツです。
エレシュちゃんは拳を握り、唇をかみました。
冥界を軽んじる神には罰を・・・・
なんとしてでも、与えねばならない。
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