冥府の女神のヤンデレ愛・妄想爆裂・古代メソポタミア神話
「冥界に下る時、7つの門がある。
その門をくぐる時、
お前の衣や装身具は、ひとつづつはぎとられてしまう。
なので、
身代わりとして、14の霊を箱に入れて持って行きなさい。
一つの門に2対の霊をおけば、
お前の衣を、はぎとられる事はない」
ネルガル神は、大きく息を吐きました。

「それだけではない。
冥界で、やってはいけないことがある。
もしやったら、お前の命は・・・
瞬殺されてしまうから」

エア神は目をつぶりました。
輝かしい戦闘神である息子なのに・・
なぜに、こんな目に会うのか・・

今は、この難題をどう切り抜けるのかが、最大の課題なのだ。
「よく覚えておきなさい・・・」

エア神は周囲を見回して、
誰もいない事を確認してから、
小声でネルガル神の耳元で、
ささやくように説明を始めました。
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