冥府の女神のヤンデレ愛・妄想爆裂・古代メソポタミア神話
「そーですねぇ・・別に・・
いいすよぉ」
ナムタルは、ネルガル神にちょっと同情していましたので、
あっさり許可を出しました。

「ピティ、これを預かってくれ!
VIP扱いになるから」
ナムタルは、小袋を受け取ると、
門番に向かって投げました。

門番は、小袋をキャッチすると、
一つの霊を取り出して、川に投げ入れました。
それから、小袋を片手に大きく振って、了解のサインをしました。

それを繰り返して、ネルガル神は、7つの冥府に通じる門を、
通り抜けました。
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