冥府の女神のヤンデレ愛・妄想爆裂・古代メソポタミア神話

女神との出会い

<エレシュキガルとネルガルの出会い>

「ネルガル様、
お食事を、おさげしてよろしいでしょうか」
その声に、
うたた寝をしていたネルガル神は、顔を上げました。

目の前に、おさげ髪の可愛らしい少女が、立っています。

「召し上がらないのですね。
ここのお食事は、お口に合わないでしょうか」
エレシュちゃんは、
心配げに、ネルガル神を見ました。

「いや、事情があって・・
申し訳ないのだが」
ネルガル神は少し微笑んで、
エレシュちゃんを見ました。

ズズズズン
ああ・・この神は・・・

初恋のあの神に似ている・・・
エレシュちゃんの貧乳の胸が、
うずきました。
甘酸っぱい・・
いや、思い出したくない、どす黒い初恋なのですが。

「ナムタル殿は、忙しいのかな」
ネルガル神の質問に、
エレシュちゃんはここに来た、
本来の自分の仕事を思い出しました。

「はい、色々お仕事を、抱えているお方ですから」
「そうなのか・・」
< 27 / 62 >

この作品をシェア

pagetop