冥府の女神のヤンデレ愛・妄想爆裂・古代メソポタミア神話
「冥府のエレシュキガル様とは、
面識はないが、
私は、戦闘と疫病の神属性だから・・
死者の問題では、関係があるからね。
冥府に来た使者を、大量に裁定するのは、とても大変だろうし、
よく、仕事をされている方だと思うよ」

ネルガル神は、ナツメヤシの木に背中をつけて、空を見上げました。
「私も戦闘と疫病で、
人々からは、嫌われる属性があるのは承知している。
エレシュキガル様も、同じような立場だろう。

こんな形ではなく、
もっと、きちんとごあいさつすべきだったと、後悔しているのだ」

エレシュちゃんは思わず、口に手を当てました。
こんな風に、思ってくれていた神がいたなんて・・・

「それに、ここに来た時、
エレシュキガル様にお目通りした時、謝罪の言葉を言えなくて・・
言うチャンスを、逃してしまった」

「そう・・なのですか・・」
この神は・・真面目で優しい・・

「エレシュキガル様って、
どんなお方なのかな?君は知っている?」

「いえ、私は下働きなので・・・
遠くからお姿しか・・」
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