冥府の女神のヤンデレ愛・妄想爆裂・古代メソポタミア神話
特に、妹のイシュタルちゃんが
攻撃的なので・・・
エレシュちゃんは攻防するので、
精いっぱいという感じです。

妹が光なら、姉は闇を司る。
でもアヌ神にとっては、どちらもカワイイ娘です。

「その・・エレシュキガル・・」
「お父様、別に気になさらなくてください。
いつものことですから」
エレシュちゃんは、気遣うように父親を見ました。

「でも、お前は長女としての・・
役割もあるし」

「お父様、私はお話することも苦手ですし、
たくさんのお客様のお相手をするのも、疲れてしまうのです。
イシュタルにやってもらうのは、異論はありません」

エレシュちゃんは、小さいころから、気づかい、わきまえる、聞き分けの良いいい子でした。

それに比べると、
イシュタルちゃんはわがままで、
自己中、自分の言い分を必ず通す。

まだ、ふたりが幼い時
パパ・アヌ神は、
仕事の帰りに、お土産のケーキを買って帰りました。

箱を開けると、色とりどりの美しいケーキが入っています。
「イシュタルはぁ、これと、これとこれね!」

イシュタルちゃんは、すぐに確保のために、ケーキに手を出しました。
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