冥府の女神のヤンデレ愛・妄想爆裂・古代メソポタミア神話
女神の誘惑
<エレシュちゃんの誘惑>
ネルガル神は、中庭のナツメヤシの木の根元に座って、本を読んでいました。
「ネルガル様、お久しぶりでございます」
ネルガル神が顔を上げると、
少し先にイシュタル(エレシュちゃん)が立っています。
「イシュタル・・・様、
なぜここに・・?」
ネルガルは、急いで立ち上がりました。
神格は、イシュタルのほうが上なのです。
「この冥府は、姉が管理していますから、今日はちょっと用事があって」
イシュタル(エレシュちゃん)は、妖艶に微笑みました。
エレシュ・副音声・・
妖艶というより、変顔になっていないだろうか、
不安・・・
イシュタル(エレシュちゃん)は、すました顔で続けます。