冥府の女神のヤンデレ愛・妄想爆裂・古代メソポタミア神話
ナムタルのぼやきが、連発で出てきます。

「いいよなぁ。
俺も地上か天界でかわいい娘、
付き合いたいよな」
ついに本音が出ました。

「ネルガル様に誰か、いい娘を紹介してもらって、
合コンか街コンでも、やるかぁ」
ナムタルは、首をゴキゴキさせて、冥府の宮殿の玄関を出ました。

「俺もイシュタル様みたいな
タイプは、苦手なんだよね」
ナムタルは、天界の方を見上げました。
この冥府には
イシュタルちゃんは来ないので、安心です。

振り返ると、冥府の宮殿、
エレシュちゃんの寝室には、
ろうそくの明かりが灯っています。

ネルガル神は、子守歌でも歌っているんかい!
そんなはず、ねーだろうが・・・

ナムタルは、自分でボケと突っ込みをかましましたが、
むなしくなってしまいました。

「さぁ、酒飲んで、寝るかぁ!
明日から猛烈に忙しくなる」

ナムタルは大声で叫ぶと、
ラブラブビームを避けるように、暗闇の場所に入り込み、姿を消しました。

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