君に溺れてみたい
そんな事を思いながら、今後の参考にさせてもらう。

「次の人、申込があったけれど、マオリちゃんどうする?」

「どんな人?」

「うーん。彼女の振りをして欲しいって人だね。新規のお客さん。」

彼女の振りをして欲しいって言うのは、デートして欲しいって言うよりも、結構簡単。

率直に言えば、親とか友達にそう言う振りをしてほしいって事だからね。

これこそ、レンタル彼女の醍醐味ってやつ。

「分かりました。行きます。」

そして私は、内容をメールで送って貰うと、そのまま待ち合わせ場所に移動した。


どんな人かな。

周りをそーっと見渡して見ると、スマホを見ながら、こっちを見ている人がいる。

私は、ゆっくりとその人に近づいた。
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