推しの好きな人はわたしの幼なじみ!?


「やっぱ何回食べてもうまいわ」

「だっよねー!ほんと美味しい、おかわりしたいくらい…」

「お前そんな大盛り食べたのにおかわり、、太るぞ?」

お兄ちゃんがちょっと引き気味に言う。

「おかわりしないしっ!したいという話してただけだし!!お兄ちゃんのばかっっ!」

「俺にはほんとにするつもりに見えたけどな?」

「うるさいしっ、そんなわけないもん!!もーいいっ」

「どうだか。ま、そんなぷんぷんすんなって、せっかくプリン買ってきたのに」

ドアノブに手を掛けていたが、その"プリン"という単語を聞き私はすぐテーブルに座った。

「すぐ戻ってくると思った。プリン好きすぎだろ」

と言いながら笑ってるお兄ちゃん。

「仕方ないじゃん、プリン好きなんだから!!」

「ほんとに陽葵は甘い物好きなんだから」

一緒に笑ってるお母さん。


「もうっ!みんなして笑わないでよ!??」

またまたふたりは笑ってる

そうしているうちにプリンは完食。

「プリンごちそーさまでした!」
少し怒ったように言い、部屋へ戻ろうとすると

「あっ陽葵!先お風呂入っちゃってね」

とお母さん。

「はーい、じゃ入ってくる」

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