推しの好きな人はわたしの幼なじみ!?


あっそういえばお兄ちゃんにプリンありがとうって言ってない…

でもっあんな意地悪言ってきたんだし、、いっか。

いや、でもっどうしよ‥

少し考えた結果、リビングに引き返して
ドアから少し顔を覗かせた。

「あれ?陽葵どしたん?忘れ物か?」

「いや、あの、お兄ちゃん。プリン、美味しかった。ありがと、」

そう言いすぐお風呂場へ足速に向かった。


陽葵が去ったあとのリビングでは

「ほんとかわいーやつだな」

「ほんとよね、あんなぷりぷりしてたのにお礼言うために戻ってくるのよ、、、いい子に育ったわ、ほんとに!」

「素直じゃないけど、ぱぁっと笑顔になるから喜んでのすぐわかるんだよな、本人は無自覚だろうけど」

「陽葵は色々と無自覚なのよ、、、変な人に騙されたりしないかしら…」

「まあ、それは大丈夫だろうけど俺は色々心配だわ、、」

「私もよ‥」

ちょいとシスコンな兄(無自覚)+ 陽葵を含めた家族愛のあるお母さん。

ふたりでこんな会話がされているとも知らずに、るんるんでお風呂に入る陽葵であった。

< 15 / 15 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop