【電子書籍化】婚約破棄したい影の令嬢は
ナルシストで自分が大好きなフィリップ。
ディアンテと会っている時も、大抵は自分がどれだけ美しいか、どれだけ自分がモテるかという話である。
何に対しても自分ファーストで、いかに自分が優れているかを証明しないと気が済まないようだ。
顔も整っているし、上辺や家格は良いので令嬢にも、さぞモテることだろう。
フィリップに群がっていた御令嬢達もディアンテが婚約者でいると知るや否や、焦った様子で去って行く。
それはアールトン家に伝わる"呪い"のせいだった。
それが普通の反応なのだが、フィリップはディアンテと婚約したことで自分がモテない事を不服に思っている。
フィリップは婚約者がいるにも関わらず、常に女性に囲まれる事を望んでいるのだ。
とはいっても、フィリップを好きでもないディアンテにとってはどうでもいい話ではあるが。
婚約者がいる時点で、そんな考え方を持っているのがおかしいはずなのに、自分の息子がいかにモテるのかと自慢しているサムドラ公爵達にとっては婚約者がいようといまいと関係ないようだ。
ディアンテと会っている時も、大抵は自分がどれだけ美しいか、どれだけ自分がモテるかという話である。
何に対しても自分ファーストで、いかに自分が優れているかを証明しないと気が済まないようだ。
顔も整っているし、上辺や家格は良いので令嬢にも、さぞモテることだろう。
フィリップに群がっていた御令嬢達もディアンテが婚約者でいると知るや否や、焦った様子で去って行く。
それはアールトン家に伝わる"呪い"のせいだった。
それが普通の反応なのだが、フィリップはディアンテと婚約したことで自分がモテない事を不服に思っている。
フィリップは婚約者がいるにも関わらず、常に女性に囲まれる事を望んでいるのだ。
とはいっても、フィリップを好きでもないディアンテにとってはどうでもいい話ではあるが。
婚約者がいる時点で、そんな考え方を持っているのがおかしいはずなのに、自分の息子がいかにモテるのかと自慢しているサムドラ公爵達にとっては婚約者がいようといまいと関係ないようだ。