一期一会。−1−
「いきなり悪かったな」と、言って
話を続けた。
「さっきの質問はなし。
ただ、日下組は今大変みてぇだから」
『大変…?』
「あぁ、何しろ古立組…この街で
対立してる闇堕ちした組と揉めてる
らしい」
…こ、古立組。
白鷺さんの話によると、古立組と日下組は
ここ数年で、一気に険悪化したらしい。
いつ抗争が始まってもおかしくないの
だとか。
なにそれ何それ何それ!?
めっちゃ危険じゃん!
ふぅ、と一息ついて、白鷺さんは
呟くように言った。
「…黄鳥高校に、古立組の若頭が入学する
らしいし。
どうなるか分かんねぇな。
アンタ、かわいいから、狙われたら
困るだろ」
…いえ、自己防衛は完璧なんで、
襲われても返り討ちにしてやりますから。
けど、若頭が、黄鳥高校にねぇ…?
高校、行くつもりもなかったけど。
きーめた。
『…忠告、ありがとうございます』
ついでに、ナイス情報もね。
丁度タイムリーだったよ。
話を続けた。
「さっきの質問はなし。
ただ、日下組は今大変みてぇだから」
『大変…?』
「あぁ、何しろ古立組…この街で
対立してる闇堕ちした組と揉めてる
らしい」
…こ、古立組。
白鷺さんの話によると、古立組と日下組は
ここ数年で、一気に険悪化したらしい。
いつ抗争が始まってもおかしくないの
だとか。
なにそれ何それ何それ!?
めっちゃ危険じゃん!
ふぅ、と一息ついて、白鷺さんは
呟くように言った。
「…黄鳥高校に、古立組の若頭が入学する
らしいし。
どうなるか分かんねぇな。
アンタ、かわいいから、狙われたら
困るだろ」
…いえ、自己防衛は完璧なんで、
襲われても返り討ちにしてやりますから。
けど、若頭が、黄鳥高校にねぇ…?
高校、行くつもりもなかったけど。
きーめた。
『…忠告、ありがとうございます』
ついでに、ナイス情報もね。
丁度タイムリーだったよ。