一期一会。−1−
桃李さんは、今日は、女の子の格好で、
スカートがよく似合ってて。
氷室さんは、パーカーにジーパンとラフな
格好だし、白鷺さんは、格好良く革ジャンを着こなしていた。
…私、本当にこの人達と友達でいて、
いいんだろうか。
いつもおろしている髪を一つ結びにして、
ワンピースにカーディガンを着て、
ロングスカートを履いてみたが…。
どれだけお洒落したところで、この人達といたら、霞んでしまう気がする。
男女問わず、視線ががっつり、この3人に
突き刺さっており、強制的に私も見られるわけなんだけど。
…針のむしろみたいだ…。
桃李さんは、私の右手と自分の手を絡め、
「迷子になったら困るから」と、
無邪気に笑う。
…手、繋っ!?
「「おい」」
「いーじゃん、今は女同士だし」
ブラックオーラを滲み出す二人に、
桃李さんはよくわからない言い訳をして
私をひっぱり、ショッピングモール内へ
連れて行く。
スカートがよく似合ってて。
氷室さんは、パーカーにジーパンとラフな
格好だし、白鷺さんは、格好良く革ジャンを着こなしていた。
…私、本当にこの人達と友達でいて、
いいんだろうか。
いつもおろしている髪を一つ結びにして、
ワンピースにカーディガンを着て、
ロングスカートを履いてみたが…。
どれだけお洒落したところで、この人達といたら、霞んでしまう気がする。
男女問わず、視線ががっつり、この3人に
突き刺さっており、強制的に私も見られるわけなんだけど。
…針のむしろみたいだ…。
桃李さんは、私の右手と自分の手を絡め、
「迷子になったら困るから」と、
無邪気に笑う。
…手、繋っ!?
「「おい」」
「いーじゃん、今は女同士だし」
ブラックオーラを滲み出す二人に、
桃李さんはよくわからない言い訳をして
私をひっぱり、ショッピングモール内へ
連れて行く。