一期一会。−1−
15【ほしいまま】
起きたら、家に帰っていて驚いた。
…え、なにこれ、どういうこと?
状況が、よく飲み込めない。
「おはよう」
『…おはよう、ソウ君』
え、どうしてソウ君がここに?
確か、最後、由宇といたはずじゃ?
ガバッと起き上がると、ソウ君がベッドの
端に座った。
…ん?何か、機嫌悪い?
珍しく、むくれてるように見えるソウ君。
「…彩羽、お前…3校に狙われるん
だって?」
『…ぇっ』
いきなりの核心突きに固まる。
3校=四天王のことだろう。
…そ、それは。
答えるのに躊躇っていたが、事情は全て
知られているらしく観念した。
「葵、相当落ち込んでたぞ。
それと、来宮時雨は制裁しといた」
『…ん??』
ちょ、せ、制裁っ!?
氷室さんより、そっちが気になりすぎた。
何したのっ、ねぇ!?
…というか、何で氷室さんが落ち込む
わけ?
彼女とラブラブなんでしょ?
…え、なにこれ、どういうこと?
状況が、よく飲み込めない。
「おはよう」
『…おはよう、ソウ君』
え、どうしてソウ君がここに?
確か、最後、由宇といたはずじゃ?
ガバッと起き上がると、ソウ君がベッドの
端に座った。
…ん?何か、機嫌悪い?
珍しく、むくれてるように見えるソウ君。
「…彩羽、お前…3校に狙われるん
だって?」
『…ぇっ』
いきなりの核心突きに固まる。
3校=四天王のことだろう。
…そ、それは。
答えるのに躊躇っていたが、事情は全て
知られているらしく観念した。
「葵、相当落ち込んでたぞ。
それと、来宮時雨は制裁しといた」
『…ん??』
ちょ、せ、制裁っ!?
氷室さんより、そっちが気になりすぎた。
何したのっ、ねぇ!?
…というか、何で氷室さんが落ち込む
わけ?
彼女とラブラブなんでしょ?