最愛の義妹へ。 ~あの夏は、君の過去を知らない~


俺は一応、楓太に釘を刺しておく。

「わかってるよっ。…瑠々ちゃんの趣味が聞きたいな?」

「あぁ、それは僕も聞きたいな」


楓太の質問に、父さんは笑って乗っかる。

「でしょー?まずは、お互いのことを知らないとね」

楓太の質問に、瑠々は考え込んでいる。

「ちなみに僕は、歌うことと踊ることだよっ」
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