最愛の義妹へ。 ~あの夏は、君の過去を知らない~

瑠々side



散歩から帰ってきて、しばらく家でゆっくりしたあと、香織さんは夕飯の準備に取りかかる。


「瑠々ちゃん、今日は何が食べたい?」

香織さんは候補をたくさん言ってくれる。

その中からチャーハンを選んで、調理する姿を間近で見させてもらう。


「よし、今日は中華祭りね。

スープと、餃子も」
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