君を忘れられないから
もうどのくらい経ったのかな
君がいなくなって凄く後悔してるんだ。
君を苦しめるなんてどうかしていて
僕だけを見つめてくれた君の目に
涙を滲ませるなんて本当にどうかしていたよ
君が居なくなって何かが足りないような
気がして君が必要なんだって気づいたんだ。
離れてから大切なものに気づくなんて
本当にばかだよね。
あの頃はまだ
君の愛を簡単に単純に考えていたんだ。
大切だった愛をまだ知らなかった。
当たり前なものなんて無いのに
永遠なんてないのに
自分だけは特別だなんて勘違いしてたんだ。
偶に帰ってみてはベッドで泣く君をみて
曖昧な感情と言葉で
君を苦しめていた事にも気づけなくて
君と交す約束も縛りのように感じで
窮屈に感じていたんだ。
君は全てを捧げてくれたけど
僕はその勇気もなかったんだ。
この部屋から出ていった君は
僕の事を嫌いになったのかな
僕が与えた傷はもう癒えてしまったかな。
僕の居場所にはもう他の誰かがいるのかな
心の中にも僕の場所はないのかな。
君以外の誰かと夜を過ごしてしまった
僕には君の愛を受ける資格がないのかな。
それでももう一度だけチャンスが貰えるなら
僕を許して欲しいんだ。
もう手軽な恋なんてしないから。
もう二度とあんな事はしないから。
僕の腕の中へ戻ってきて
僕は君なしじゃ生きていけないから
君の甘さが残っているこの部屋で
名前の無い蜜を抱えて待っているから