俺のもの



さすがに…な。

仕方ないよな。


俺は

「じゃあなっ!また明日なぁ!!」
そう言って伊藤ん家をあとにした。


また明日会えるじゃん。
そう言い聞かせて。


俺がハイテンションで家に入った。

と、玄関には見慣れない靴。

色や柄からして完全に女もの。

奏はまだ小1だしお母さんの友達だと思っていた


ルンルン気分で廊下を歩いていると後ろから奏が抱き着いてきた。

「お兄ちゃん、かのじょいたんだねっ!!」


突然な奏の言葉。


えっ!もう伊藤の事ばれたのか?
< 27 / 41 >

この作品をシェア

pagetop