俺のもの
さすがに…な。
仕方ないよな。
俺は
「じゃあなっ!また明日なぁ!!」
そう言って伊藤ん家をあとにした。
また明日会えるじゃん。
そう言い聞かせて。
俺がハイテンションで家に入った。
と、玄関には見慣れない靴。
色や柄からして完全に女もの。
奏はまだ小1だしお母さんの友達だと思っていた
ルンルン気分で廊下を歩いていると後ろから奏が抱き着いてきた。
「お兄ちゃん、かのじょいたんだねっ!!」
突然な奏の言葉。
えっ!もう伊藤の事ばれたのか?