俺のもの



は?

藍羅は元気になったかもしれねぇけど…

それ、俺が困んだけど。


ま、いっか。。


「わかった。」


「じゃあ…ゴメンね。お騒がせしました。」

そう言って藍羅は立ち上がり、部屋を出ていった




この時俺は藍羅を好きになることは絶対ない。
そう思っていた。


俺には伊藤だけで…

ずっと伊藤を好きだと思っていた。


そう。あの日までは…
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