【コミカライズ配信中】婚約破棄したお馬鹿な王子はほっといて、悪役令嬢は精霊の森で幸せになります。(連載版)
食後のコーヒーは"任せて"と言ったのでグルに任せる。彼は慣れた手つきで豆をミルで擦り、お湯を注ぐ、淹れたてのコーヒーのいい香りが部屋中をみたす。
「はい、コーヒーと、これ」
グルはコーヒーと紙袋をテーブルに置いた。
開けてみると甘い匂い香りがする。
「シュークリームだ、食べてもいいの?」
「ん、一緒に食べよう」
「いただきます。――んん、おいしい」
「そっか、よかった」
エルモはクリームたっぷりのシュークリームを、グルにご馳走になった。
朝食の後片付けを終えて、もう少ししたら街のパン屋と定食屋の面接に行くと伝えると、グルは家の合鍵を渡して。
「俺は昼前ぐらいに家を出るから。そうだ、何か困ることがあったら、これに話しかけて」
と、魔法陣が描かれたカードを渡された。
なんでも。この魔法陣を触りながら話すと、同じカードを持つグルにエルモの声が届くらしい。
えんりょせず話しかけてと言われたので、エルモはさっそく魔法陣に触り「はい」と返事をかえすと、もう一枚のカードからエルモの声が聞こえた。
「はい、コーヒーと、これ」
グルはコーヒーと紙袋をテーブルに置いた。
開けてみると甘い匂い香りがする。
「シュークリームだ、食べてもいいの?」
「ん、一緒に食べよう」
「いただきます。――んん、おいしい」
「そっか、よかった」
エルモはクリームたっぷりのシュークリームを、グルにご馳走になった。
朝食の後片付けを終えて、もう少ししたら街のパン屋と定食屋の面接に行くと伝えると、グルは家の合鍵を渡して。
「俺は昼前ぐらいに家を出るから。そうだ、何か困ることがあったら、これに話しかけて」
と、魔法陣が描かれたカードを渡された。
なんでも。この魔法陣を触りながら話すと、同じカードを持つグルにエルモの声が届くらしい。
えんりょせず話しかけてと言われたので、エルモはさっそく魔法陣に触り「はい」と返事をかえすと、もう一枚のカードからエルモの声が聞こえた。