【コミカライズ配信中】婚約破棄したお馬鹿な王子はほっといて、悪役令嬢は精霊の森で幸せになります。(連載版)
早朝。
「おはよう」
「おはようございます」
テーブルに並ぶ焼き立てのパン、ハムエッグ、コーンスープ。グルは温められたコーンスープにパンを浸して、
「エルモは知っているか? こうやって焼き立てのパンにコーンスープをつけて食べると、美味いんだ」
パクッと食べるところを、エルモに見せた。
「グルさんはちょいつけなのね。わたしはパンをコーンスープにぜんぶ浸しちゃうの」
「パンを全部か!」
「そう、パンにコーンスープがしみて美味しいの」
「俺もやってみよっと」
グルが昨日の夜に作ってくれたコーンスープは濃厚で、コーンスープにパンをつけて食べるグルと、パンをぜんぶ浸すエルモ。
どちらの食べ方が美味しいかと盛り上がった。
エルモが後片付けをしているとグルは奥の部屋に入り、いつものローブに着替えでてくる。
「エルモ、いまから薬草を取りに行ってくるよ」
グルは遠い所だと魔法転移でむかい。
近くの薬草畑だと歩いて行くとのだと、まえに話しを聞いていた。今日は街のギルドで依頼を受けて行くと言っていたので、どちらでも帰りは遅いだろう。
「じゃあ、帰りは夕方ごろ?」
「うーん、そうなるな。今日の迎えには行けないけど、夕飯たのしみにしているよ」
「はい、任せてください。と言っても、簡単な料理しかできませんけど」
「俺にはそれがありがたい」
エルモはパン屋にバイトに向かい、グルは遠くの森へと薬草を摘みに魔法転移して行った。
「おはよう」
「おはようございます」
テーブルに並ぶ焼き立てのパン、ハムエッグ、コーンスープ。グルは温められたコーンスープにパンを浸して、
「エルモは知っているか? こうやって焼き立てのパンにコーンスープをつけて食べると、美味いんだ」
パクッと食べるところを、エルモに見せた。
「グルさんはちょいつけなのね。わたしはパンをコーンスープにぜんぶ浸しちゃうの」
「パンを全部か!」
「そう、パンにコーンスープがしみて美味しいの」
「俺もやってみよっと」
グルが昨日の夜に作ってくれたコーンスープは濃厚で、コーンスープにパンをつけて食べるグルと、パンをぜんぶ浸すエルモ。
どちらの食べ方が美味しいかと盛り上がった。
エルモが後片付けをしているとグルは奥の部屋に入り、いつものローブに着替えでてくる。
「エルモ、いまから薬草を取りに行ってくるよ」
グルは遠い所だと魔法転移でむかい。
近くの薬草畑だと歩いて行くとのだと、まえに話しを聞いていた。今日は街のギルドで依頼を受けて行くと言っていたので、どちらでも帰りは遅いだろう。
「じゃあ、帰りは夕方ごろ?」
「うーん、そうなるな。今日の迎えには行けないけど、夕飯たのしみにしているよ」
「はい、任せてください。と言っても、簡単な料理しかできませんけど」
「俺にはそれがありがたい」
エルモはパン屋にバイトに向かい、グルは遠くの森へと薬草を摘みに魔法転移して行った。