組長とわたし
次の日朝目覚めるとやはり何も変わらない朝だった


太陽が眩しく、人は忙しそうにする

今日は学校は行かない

昨日仕事で行けなかったから今日行こうと思った

ゆっくり支度をして、ある人に連絡をした

下に降りれば私の右腕がいた

おはようございます。そう言いながらドアを開け待っている

車に乗り込むとドアは閉め車を発進させた

「帰ってくるのは2年ぶりですか?」

[まぁそんなとこだろ]

「みんな驚きますね」

[みんないるのか....]

「あ、はい、今日は、、、」

[なんだ?]

「なんでもありません」

何か言いたげに口をつぐむのを変に感じたがもう目的地は目の前で手遅れだった

《おかえりなさいませ。お嬢》

[あぁ。]

そう一言だけ言うと、普通の人は見たら腰を抜かすほどの殺気だらけの人の間の道を通り過ぎた

これが私の家の普通だ。

生まれてからこれは日常茶飯事で当たり前すぎた。

それと同時に世間一般の普通が私にはないことを知った

命が狙われるのは当たり前

自分の命より組長の命

そして私は世界トップのヤクザ小鳥遊組のお嬢だ










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