想いはグランデ より愛を込めて
そこの古民家を癒しの場所と信じて.....
ごめんくださーい、
私は合掌しながらレトロチックな古民家を
訪ねた。そとにはブックと書かれた表札と
古めかしいすだれと小さな風鈴、踏ん張っているかのような固いガラス戸、私は
なんとか横へとずらす。
違った。扉ではない。ウェルカムと横文字で書かれたすだれを上にあげるのであった。
めんどくさいなぁ〜と呟いて
驚いた。中はモダンな洋風の図書館みたいだからだ。チクタクチクタクとリズム良く置き時計の
秒針があたりに響きアロマの甘い香りと
見たことのない古書たち。
ここは.....いったい....
私の追い求めた場所....
かもしれないが、
もう2歩は先に進んだ異空間、
しばらくここにいよう。
私の探す答えが見つかるかもしれない。
ん、シッポが私の左足に絡む。
ペルシャ猫?
店主が、飼っているのだろうか。
私は撫でようとすると右手をあげて
タッチしてきた。
私はほっこりしてはやくも癒されてきた。
「かわいいね、おまえは....
名前はなんていうんだい?
私の名前はね、ななみと呼ぶんだよ?
こんにちは!ニャ〜」
私は古書店の独特の雰囲気でつい童心にもどり
猫ちゃんに話しかけた。
『わたしのあとをついておいで』
と猫ちゃんがシッポを左右に振り
私を誘った。
私は疲れているのだろうか、幻覚を
みているようだ。
古書の棚と棚の間を猫ちゃんは進む
しばらく進み、奥に開けたスペースがあった。
かなり広い空間にひとり椅子に座っている。
明るいロングヘアーの私と同世代か少し上の
女性、知的な雰囲気とやや妖艶なルックスで
私から見ても 大人の色気 が漂う。
「あら 珍しい お客さん、
いらっしゃいませ 本をお探し?」
彼女はそう言うと、
「ええ、はあ、」
「いいのよ 緊張しなくて ここに来た人は
たいてい何かを探し求めて
疲れている 人々。
ゆっくりと答えを見つけてね」
「んん、アリガトございます 本を見つけると
答えが見つかるのね?」
わっ
この人よく見るとカラコンしてる、
明るい瞳ほとんど緑かブルーの色ね、
マスクしてるから余計に目立つなあ、
「あなた なまえは なんていうの?
私はサキよ」
よかったぁ〜日本人で....
でもなんとなく自然なやりとりで、私は
安心してきた。
「私の名前は ななみです よろしくね!」
サキはくすくすと笑い、ななみと
メモに書くと、少し考えごとをした。
彼女は初対面なのにどこか余裕があり、
古書店主というより 占い師みたいな
カウンセラーのような落ち着きがある。
まだメモに何か書いている、
それを手渡すと、
私は確認した。
「いいの?サキさんメモいただいて....
すごいね、私の探している本のタイトル?」
「ええ それに近いわ でもそのメモを
信じて進んで本を、見つけて?」
それにしても今日は手渡されたものが多い。
私も喫茶店で商品を手渡しているが.....
売り上げの多い日みたいに、
もらうときは当たったようにもらうな笑
私はメモを見た。
2.1.4.2.1.5.2.1.6 ななみさんへ
んん〜、ん、ん…!
暗号??
めんどくさ! この人。
するとサキはこの日の確信部分という
ヒントを話し始めた。
彼女の瞳は私をじっと直視する。
「ななみさん とくに現代人は 疲れすぎなの
答えは探したいからって
すぐに見つかるわけでもない ゆっくり
じっくり 焦らず 見つけるものなの
毎日の生活、通勤、スマホの情報、人々の表情に
目移りし 囚われてはいないかしら?
すると 頭だけ忙しくなり しだいに 疲れてしまい
自分を追いつめて
スマホで答えが見つかるように
すぐに何かを見つけようとする
いいんですよ ななみさん
答えなんて見つからなくて、
わたしたちは永遠に答えを見つける
長い旅路を楽しんでいるのですから♡
私のあなたへのおすすめの本は
焦って疲れてしまうあなたみたいな現代人に
時間をプレゼントしようと
思います 楽しんで本を探して
あなたにとって 最高の本だと
さあ 探してみて」
私は合掌しながらレトロチックな古民家を
訪ねた。そとにはブックと書かれた表札と
古めかしいすだれと小さな風鈴、踏ん張っているかのような固いガラス戸、私は
なんとか横へとずらす。
違った。扉ではない。ウェルカムと横文字で書かれたすだれを上にあげるのであった。
めんどくさいなぁ〜と呟いて
驚いた。中はモダンな洋風の図書館みたいだからだ。チクタクチクタクとリズム良く置き時計の
秒針があたりに響きアロマの甘い香りと
見たことのない古書たち。
ここは.....いったい....
私の追い求めた場所....
かもしれないが、
もう2歩は先に進んだ異空間、
しばらくここにいよう。
私の探す答えが見つかるかもしれない。
ん、シッポが私の左足に絡む。
ペルシャ猫?
店主が、飼っているのだろうか。
私は撫でようとすると右手をあげて
タッチしてきた。
私はほっこりしてはやくも癒されてきた。
「かわいいね、おまえは....
名前はなんていうんだい?
私の名前はね、ななみと呼ぶんだよ?
こんにちは!ニャ〜」
私は古書店の独特の雰囲気でつい童心にもどり
猫ちゃんに話しかけた。
『わたしのあとをついておいで』
と猫ちゃんがシッポを左右に振り
私を誘った。
私は疲れているのだろうか、幻覚を
みているようだ。
古書の棚と棚の間を猫ちゃんは進む
しばらく進み、奥に開けたスペースがあった。
かなり広い空間にひとり椅子に座っている。
明るいロングヘアーの私と同世代か少し上の
女性、知的な雰囲気とやや妖艶なルックスで
私から見ても 大人の色気 が漂う。
「あら 珍しい お客さん、
いらっしゃいませ 本をお探し?」
彼女はそう言うと、
「ええ、はあ、」
「いいのよ 緊張しなくて ここに来た人は
たいてい何かを探し求めて
疲れている 人々。
ゆっくりと答えを見つけてね」
「んん、アリガトございます 本を見つけると
答えが見つかるのね?」
わっ
この人よく見るとカラコンしてる、
明るい瞳ほとんど緑かブルーの色ね、
マスクしてるから余計に目立つなあ、
「あなた なまえは なんていうの?
私はサキよ」
よかったぁ〜日本人で....
でもなんとなく自然なやりとりで、私は
安心してきた。
「私の名前は ななみです よろしくね!」
サキはくすくすと笑い、ななみと
メモに書くと、少し考えごとをした。
彼女は初対面なのにどこか余裕があり、
古書店主というより 占い師みたいな
カウンセラーのような落ち着きがある。
まだメモに何か書いている、
それを手渡すと、
私は確認した。
「いいの?サキさんメモいただいて....
すごいね、私の探している本のタイトル?」
「ええ それに近いわ でもそのメモを
信じて進んで本を、見つけて?」
それにしても今日は手渡されたものが多い。
私も喫茶店で商品を手渡しているが.....
売り上げの多い日みたいに、
もらうときは当たったようにもらうな笑
私はメモを見た。
2.1.4.2.1.5.2.1.6 ななみさんへ
んん〜、ん、ん…!
暗号??
めんどくさ! この人。
するとサキはこの日の確信部分という
ヒントを話し始めた。
彼女の瞳は私をじっと直視する。
「ななみさん とくに現代人は 疲れすぎなの
答えは探したいからって
すぐに見つかるわけでもない ゆっくり
じっくり 焦らず 見つけるものなの
毎日の生活、通勤、スマホの情報、人々の表情に
目移りし 囚われてはいないかしら?
すると 頭だけ忙しくなり しだいに 疲れてしまい
自分を追いつめて
スマホで答えが見つかるように
すぐに何かを見つけようとする
いいんですよ ななみさん
答えなんて見つからなくて、
わたしたちは永遠に答えを見つける
長い旅路を楽しんでいるのですから♡
私のあなたへのおすすめの本は
焦って疲れてしまうあなたみたいな現代人に
時間をプレゼントしようと
思います 楽しんで本を探して
あなたにとって 最高の本だと
さあ 探してみて」