ユルサナイ
その次の日、


「おはよう!優月、そういえばあの告白のやつってどうなったの?」

「…」

あれ…?
「おーい優月ー?、、あ…そっか…」
その時私は優月は振られてしまって落ち込んでいるんだと思った…だけど何かが違かった
「優月?」
「瑠菜!!」突然梨花と香苗に怒鳴られた
「あんたよくも優月に酷い事してくれたわね!」
「え?」私、何かしたの?いや何もしてないわ…ただ優月を応援しただけだし…
すると突然

ガンッ!!! 優月が私の机を蹴飛ばした
「え?…優…月?」
嫌な予感がした…
「私の名前気安く呼ぶんじゃねぇよこの裏切り者」優月の言っていることが理解できない
「ど、どういうこと?」
「瑠菜さ…隼人先輩と付き合ってるんだって?」
何…それ
「何言ってるの!?誰からそんな嘘」
私は隼人先輩となんも関係とかないのに…どういうことだろう
「隼人先輩が…俺瑠菜ちゃんと付き合ってるから無理って…どうして言ってくれなかったのよ!」
え…?
「何言ってるの?私隼人先輩と付き合ってないんだけど」
「嘘つくんじゃねぇよ!」優月はそう言うと私の髪を掴み…
「い、痛い…やめて!」ブチブチと数本の髪が抜ける音がした
「ほんとに…ほんとに私付き合ってないの!そもそも隼人先輩とそんなに関わりないし!」
「チッ…じゃあこれなんだよ」
そう言って優月が私に見せてきたのは…
隼人先輩と私が2人で学校裏で話している写真だった…
「こ、これって…これは違くて」
「どこが違うの?どう見てもそういう関係じゃんしかも学校裏でだよ?」
「これには訳が!」
「そんな奴だとは思ってなかったよ…これからの覚悟はできてるんだろぉなぁ?」その時私ははじめて人を…怖いと思った
それからは、地獄のような日々だった…

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