ツンデレ王子とメンヘラ姫のペット契約
大学
大学に行くと、竹俣和真が既に来ていた。和真とは美織と同じく、中学からの仲で、一回もクラスが同じになったことがないにも関わらず、同じ教職を取ってるので、なんだかんだ仲良しになった。しかし、和真は高校生の時、ひなこの仲良しの友達の二人を一週間、二股していた。
ことあるごとにひなこは和真のその黒歴史をいじっているが、今思えば中々のクズである。
本人は被ってなかったと言い訳しているが、至ってそんなのは通用しない。ただそのクズぶりがひなこにとっては逆に付き合いやすい男友達となっていた。
「だる」といつも口数の少ない和真は愚痴を溢していた。元々そんなに喋らない和真だが、なぜかひなこには軽口をきけるほどの仲だった。
教授が入ってくると、「サボらね?」とひなこに言うが、「いやこれあんた落としたら落第でしょ」と言い、引き止めた。
和真は頭を掻きながら、机に突っ伏すのだった。
ことあるごとにひなこは和真のその黒歴史をいじっているが、今思えば中々のクズである。
本人は被ってなかったと言い訳しているが、至ってそんなのは通用しない。ただそのクズぶりがひなこにとっては逆に付き合いやすい男友達となっていた。
「だる」といつも口数の少ない和真は愚痴を溢していた。元々そんなに喋らない和真だが、なぜかひなこには軽口をきけるほどの仲だった。
教授が入ってくると、「サボらね?」とひなこに言うが、「いやこれあんた落としたら落第でしょ」と言い、引き止めた。
和真は頭を掻きながら、机に突っ伏すのだった。