ツンデレ王子とメンヘラ姫のペット契約
大学
ひなこは大学に行くと、今日は和真も佳音もいた。
ひなこが、「あんた、今日は来てたんだ」と佳音に言うと、「えぇ、いつもいますよー。ひどいですー」と反論した。
ひなこはどこがと思ったが、いちいち否定するのも面倒臭いので、放っておいた。
それよりも昨日の小日向さんとの出来事を早く話したかったのでその話をした。
途中、教授のおばさんに何度も睨まれたが、そんなに怒る人じゃないので、気づかないふりをした。
佳音は話を聞いて、「相変わらず懲りない人ですねー。あの人はやめたがいいですって。幸せになれません」とバッサリと言われた。
和真も横で珍しく「うんうん」と頷いていた。そして「どうせそん時だけだろ?」と図星なことを言われた。
確かに、あの時は優しかったが、相変わらず言葉に棘はあるし、優しさもたまにしかなく、既読無視はされている。
しかし、あの日を境に何かが変わった気がするので、ひなこはまだ追いかけていたいと思った。どうせ自分には彼氏がいないので、その権利はあるだろうと思った。
今日は本当は花火大会だったが、雨で順延になってしまって、ひなこは残念に思った。
小日向さんに「普通に飲みませんか?」と送ったが、「花火ないならいいや」と来たので肩を落とした。
そんな様子を和真は見ながら、複雑な気持ちでいた。佳音にこっそりドンマイと言われるが、本当にこのままであいつに取られてしまう気がしてならないので、どうにかしないとと、動き出すのだった。
ひなこが、「あんた、今日は来てたんだ」と佳音に言うと、「えぇ、いつもいますよー。ひどいですー」と反論した。
ひなこはどこがと思ったが、いちいち否定するのも面倒臭いので、放っておいた。
それよりも昨日の小日向さんとの出来事を早く話したかったのでその話をした。
途中、教授のおばさんに何度も睨まれたが、そんなに怒る人じゃないので、気づかないふりをした。
佳音は話を聞いて、「相変わらず懲りない人ですねー。あの人はやめたがいいですって。幸せになれません」とバッサリと言われた。
和真も横で珍しく「うんうん」と頷いていた。そして「どうせそん時だけだろ?」と図星なことを言われた。
確かに、あの時は優しかったが、相変わらず言葉に棘はあるし、優しさもたまにしかなく、既読無視はされている。
しかし、あの日を境に何かが変わった気がするので、ひなこはまだ追いかけていたいと思った。どうせ自分には彼氏がいないので、その権利はあるだろうと思った。
今日は本当は花火大会だったが、雨で順延になってしまって、ひなこは残念に思った。
小日向さんに「普通に飲みませんか?」と送ったが、「花火ないならいいや」と来たので肩を落とした。
そんな様子を和真は見ながら、複雑な気持ちでいた。佳音にこっそりドンマイと言われるが、本当にこのままであいつに取られてしまう気がしてならないので、どうにかしないとと、動き出すのだった。