乙女系ギャルゲーRPGの世界に生まれた私はモブの中のモブ?
洞窟探索の授業はハプニング
今、洞窟の前にいる。
「パーティーを組んで洞窟の中に入ってください。洞窟の中には何処かに宝箱がありますので、その中身を取って来てください」
授業の洞窟探索だ。
私の隣にはレイガくんがいる。
私はレイガくんとパーティーを組んで洞窟の中に向かった。
「マナカ!オレとパーティー組もうぜ!」
「いいけど、僕達だけだと前線で戦うだけだから回復してくれる人を探さないと」
「あの、マナカさん。私は治癒科なので回復できますから私達とパーティーを組んで下さいませんか?」
「え!良いの?僕達は歓迎するけど」
「はい!お願いします。ほら、ケーラも」
「か、勘違いしないでよね!カンナが頼むから私は付き合うんだから!」
「う、うん、分かったよ」
「あ、あの、すみません」
「え、!あ、どうしたの?僕達に何か様があるのかな?」
「わ、私、こ、攻撃魔術科のロコです。あ、あの、私もパーティーに入れてくれませんか?」
彼女は、攻撃魔術科の『ロコ』で簡単に説明すると、ロリっ子で気の弱い可愛い妹属性でヒロインの一人だ。
主人公達はこの五人でパーティーを組んで洞窟探索をする。
「セイカ、行くぞ」
「うん」
洞窟の結構奥まで来た。
「おかしい、ここまで敵に遭遇しなかったぞ」
「うん、それに宝箱がこんなに奥まで来てもないのも変だよね」
「、、、、、。セイカ、一端引き返すぞ」
「分かった」
私とレイガくんは何か違和感を感じて洞窟の入口まで戻る事にした。
「なー、マナカ。こんなに奥まで来たのに敵に遭遇しないって変じゃね?」
「そうだな。一回入口まで戻ってみようか?何かあったのかもしれない」
主人公達が来た事で思い出した。
(これイベントじゃん。確か主人公が入口に戻ろうとしたら)
“プニ、プニョン、プルプル、プニ”
「え?スライム?」
“グルルー、ウー!”
「ウルフ!」
「それだけじゃない!他のモンスターもここに集まってる!」
モンスターに囲まれ真ん中の方に集まった時、主人公達がこっちに気づいた。
(うわー、最悪だ。イベントに巻き込まれた)
「レイガ様?なぜここに?」
「俺も授業に参加しているからだが?」
レイガくんは冷静だ。
レイガくんならこれくらいどうにでも出来るからだ。
「おい、お前ら、あの出入口に居るモンスターどもを攻撃しろ。あそこを抜けて洞窟の入口に向かう。早くしろ」
「はい!みんなも分かった?」
「レイガ様が指示を出してくれてるんだぜ。分かってるに決まってるだろ!」
「はい、大丈夫です。レイガ様もありがとうございます」
「貴方に言われなくても分かるわよ!レイガ様が指示してくださったのよ!」
「わ、私も、分かりました。レイガ様」
レイガくんの言葉にみんなの士気が高まった。
だけど、私はこのあと何があるか知っているので焦っていた。
(早くしないと、奥から炎に囲まれる!)
“ゴゴゴゴゴー”
「何の音だろう?」
主人公が音の方を見ると凄い勢いで炎が迫って来ていた。
「パーティーを組んで洞窟の中に入ってください。洞窟の中には何処かに宝箱がありますので、その中身を取って来てください」
授業の洞窟探索だ。
私の隣にはレイガくんがいる。
私はレイガくんとパーティーを組んで洞窟の中に向かった。
「マナカ!オレとパーティー組もうぜ!」
「いいけど、僕達だけだと前線で戦うだけだから回復してくれる人を探さないと」
「あの、マナカさん。私は治癒科なので回復できますから私達とパーティーを組んで下さいませんか?」
「え!良いの?僕達は歓迎するけど」
「はい!お願いします。ほら、ケーラも」
「か、勘違いしないでよね!カンナが頼むから私は付き合うんだから!」
「う、うん、分かったよ」
「あ、あの、すみません」
「え、!あ、どうしたの?僕達に何か様があるのかな?」
「わ、私、こ、攻撃魔術科のロコです。あ、あの、私もパーティーに入れてくれませんか?」
彼女は、攻撃魔術科の『ロコ』で簡単に説明すると、ロリっ子で気の弱い可愛い妹属性でヒロインの一人だ。
主人公達はこの五人でパーティーを組んで洞窟探索をする。
「セイカ、行くぞ」
「うん」
洞窟の結構奥まで来た。
「おかしい、ここまで敵に遭遇しなかったぞ」
「うん、それに宝箱がこんなに奥まで来てもないのも変だよね」
「、、、、、。セイカ、一端引き返すぞ」
「分かった」
私とレイガくんは何か違和感を感じて洞窟の入口まで戻る事にした。
「なー、マナカ。こんなに奥まで来たのに敵に遭遇しないって変じゃね?」
「そうだな。一回入口まで戻ってみようか?何かあったのかもしれない」
主人公達が来た事で思い出した。
(これイベントじゃん。確か主人公が入口に戻ろうとしたら)
“プニ、プニョン、プルプル、プニ”
「え?スライム?」
“グルルー、ウー!”
「ウルフ!」
「それだけじゃない!他のモンスターもここに集まってる!」
モンスターに囲まれ真ん中の方に集まった時、主人公達がこっちに気づいた。
(うわー、最悪だ。イベントに巻き込まれた)
「レイガ様?なぜここに?」
「俺も授業に参加しているからだが?」
レイガくんは冷静だ。
レイガくんならこれくらいどうにでも出来るからだ。
「おい、お前ら、あの出入口に居るモンスターどもを攻撃しろ。あそこを抜けて洞窟の入口に向かう。早くしろ」
「はい!みんなも分かった?」
「レイガ様が指示を出してくれてるんだぜ。分かってるに決まってるだろ!」
「はい、大丈夫です。レイガ様もありがとうございます」
「貴方に言われなくても分かるわよ!レイガ様が指示してくださったのよ!」
「わ、私も、分かりました。レイガ様」
レイガくんの言葉にみんなの士気が高まった。
だけど、私はこのあと何があるか知っているので焦っていた。
(早くしないと、奥から炎に囲まれる!)
“ゴゴゴゴゴー”
「何の音だろう?」
主人公が音の方を見ると凄い勢いで炎が迫って来ていた。