【プロット】悪役令嬢は夢の調香師になって破滅回避します!〜何故か第二王子に婚約を申し込まれました〜
主要キャラクターの説明
アンネローゼ・フォン・エーゼルシュタイン(公爵令嬢/1話時点で12才→学園入学時16才)
金髪のキツイ巻き髪、紫色の目。見るからに悪役令嬢顔。魔法が得意。
母は他界、父は多忙で寂しく、我儘令嬢として使用人に怒鳴ったり自己中心的に過ごしていたが、12才で前世を思い出し改心。以来前世の性格が色濃く出て、真面目でお人好しな女の子に成長していく。恋愛小説のメインキャラと関わらないように気をつけているのに、どうしてか向こうから寄ってくる。(周りの人を惹きつける性質を持っている)
前世ではフレグランスショップの開業資金を貯めていた所で事故死している。破滅を回避しつつ、今世では調香師の夢を叶えたい。
ラインハルト・シュテルン・アインホルン(第二王子/1話時点で12才→学園入学時16才)
銀髪蒼目の美少年。アンネローゼが前世で愛読していた恋愛小説のメインヒーロー。
穏やかな理想の王子を装っているが、実際は腹黒く心の中では自分に媚び売る人間へ毒づいている。自分の思い通りに人を誘導するのが上手で王の才覚がある。
腹違いの兄である第一王子をきな臭いと昔から感じており、本人に探ってみたところ戦乱を起こしたいと口にした。実際に兵を集めて国王を殺めようとしている計画を聞かされて、自分が王太子になって兄を止めなくてはと決意する。強力な後ろ盾が欲しいためアンネローゼと婚約したいと行動にうつす。
ヴェレーナ・ロンメル(伯爵家令嬢/初登場15才)
ピンクブロンドで、金色の瞳。アンネローゼと同い年。
アンネローゼが前世で愛読していた恋愛小説のヒロイン。光魔法を扱う家系なのに、一人だけ目覚めていないことで家族からも周りからも虐げられている。
アンネローゼに救われたことで、彼女の信者となり懐いて慕う。何故かサブヒーローであるラインハルト第二王子の近衛騎士へ恋に落ちる。
ベルトルト・シュテルン・アインホルン(第一王子/初登場17才)
黒髪、蒼目の何処か薄暗い美少年。アンネローゼの一つ年上。※当物語の悪役
母親が社交界で除け者にされ自死。止められなかった父王に恨みを持つ。父王が平和な世を実現させた名君主と言われているため、それを壊してやりたい。
その目的を果たすために水面下で準備を続けている。