生きてるの?




「おはよ〜明日香」



「おはよ〜真琴」



「瑞季は?」



「さぁ…家には来なかったな」



「どうしたんだろ〜」



たわいもない話をしつつ教室に入ったら



瑞季が席に座ってた



「おはよ〜瑞季」



「おはよ明日香」



「なにがあったの?」



「なんもないよ…ただ死んだら…楽になれるかな…どうせなら死ぬなら苦しくない方法が良い…」



バンッ



「瑞季…冗談でも言っちゃダメだよ!!」



「…ごめん」



「そんな事より…今を楽しもうよ」



「そうだね…」



どうして気付いてやれなかったんだろう…



瑞季の抱えてる闇を…



どうして…



悩んでる事を…



どうして瑞季の変化に気付いてやれなかったんだろう…



ここまで激しく後悔したのは初めてだった…



次の日…



分からなかった…



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