独占欲高めの王子様と恋愛してみた⁉︎

始まり

私いずみんこと、泉 りんかはこの春今日をもって中学1年生になりました!憧れていた制服に、部活動、文化祭、体育会…など多くのイベントがある。私はこの一年間青春を全力で楽しんでいきたいのです‼︎でもそうともいってられない。なぜなら私は受験生だからです‼︎中学は受験なしで行けても、高校はさすがにそうともいかない。だから勉強をとてもしなきゃいけないのです。私の成績は平均か、平均より下ぐらい。お世辞にも良いとは言えない成績です。でも私は何一つ焦っていないんです。どうしてこんなに自信があるのかって?ふふふ、それはですね、なんと私の幼なじみは天才だからです!それがどうした?と思う方もいるかもですが、私の幼なじみ、高…
「おい!りんか何ぼっーと突っ立てんだよ!」
そう言えば、入学できたことが嬉しくて、入学式と書かれた板の前に長い時間突っ立っていた。ちなみに、先程声をかけてきたのが私の幼なじみ、高柳 誠(天才)なんです!
「あれ?誠ってここの中学だったの?受験しなかったの?」
前に、受験するっていってた気がするんだけどなぁー?
「受験?あぁ、最初はしようと思ってたんだけどさぁ、俺の幼なじみのおバカさんが、頭がいい公立の空波中学校に行くっつったから俺もここにしたんだよ!」
「えっ?そうなの?なんで?」
「は?な、なんでって、それは、…まぁ、いろいろとあるんだよ!とにかく、中学でもよろしくな!」
「うん!よろしくね!実は勉強が大丈夫か心配だったんだけど、誠がいるなら夜飯前だね!」
「いや、夜飯前って、当たり前だろ!それを言うなら朝飯前だよ!って、お前はいつも俺任せだなぁー」
「だって、誠に教えてもらった方が分かりやすいんだもん」
これは本当にもそうなんだ!先生のつまらない授業を聞くより、誠に教えてもらった方がすぐ理解できるんだ。私もなんでかわからないけど。
「ほら、クラス表見に行くぞ!」
「あっ!待ってぇ〜!置いてかないで〜」
「ほら早く!」
そう言いながらも待ってくれるところが誠の優しいところなんだよね。なんだかんだ言って誠は優しいんだ。こうして、私の中学生活が幕を開けた。
漢字(かんじ)漢字(かんじ)漢字(かんじ)漢字(かんじ)漢字(かんじ)漢字(かんじ)漢字(かんじ)
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