『絶対言わないでください!』保健室で起きたヒミツ♡の話
その日は
そのまま天ヶ崎くんは
部活に戻ることはなかった
「天ヶ崎、わかってるよな?
大会近いんだぞ!」
「はい、わかってます」
「停学とか退学とか、そーなったら…」
「城田先生、天ヶ崎くんきっと具合悪くて…
別に何も…」
「別に何も…って…
だ、抱き合ってましたよね?
そう見えましたけど!」
抱き合ってた
その前に
「キスして…」って言われた
城田先生がカーテンを開けなかったら
私はあのまま天ヶ崎くんと
キスしてたのかな?
「抱き合ってました
オレが抱きしめました
佐伯先生のこと、抱きしめました」
天ヶ崎くん
そんなハッキリ言ったら
どんどん不利になるよ
停学とか退学とかになったら
大会も出れなくなるし
天ヶ崎くん
せっかく頑張ってたのに…
困るのは…
天ヶ崎くんだ
「私に隙があったのが悪くて
天ヶ崎くんは何も悪くなくて
私が責任とって…」
「城田先生
先生のお子さん
体調悪いとお母さんにベタベタしませんか?」
私の話を天ヶ崎くんが割った
「あー…まぁ…
この前も熱が出て
ずっと抱っこ抱っこ…って…
あーゆー時はやっぱり父親じゃなくて
母親じゃなきゃ…」
「そーゆーことなんで…
オレが佐伯先生抱きしめたの」
天ヶ崎くん
そんなの通用しないって
「なるほど…」
すぐ信じるんだ
城田先生がそーゆー人でよかった気がする
「城田先生、変なこと想像してました?
それって教師としてどーなんですか?」
「や、まー…男女だし…」
「だからさっき
城田先生言ったじゃないですか
父親じゃなくて母親じゃなきゃ…って
城田先生には抱きつきたいと思わなかったです
スミマセンでした」
謝るとこ、そこ?
「んー…まぁ…
今回の件はコレで…」
コレで終わりでいんだ
そのまま天ヶ崎くんは
部活に戻ることはなかった
「天ヶ崎、わかってるよな?
大会近いんだぞ!」
「はい、わかってます」
「停学とか退学とか、そーなったら…」
「城田先生、天ヶ崎くんきっと具合悪くて…
別に何も…」
「別に何も…って…
だ、抱き合ってましたよね?
そう見えましたけど!」
抱き合ってた
その前に
「キスして…」って言われた
城田先生がカーテンを開けなかったら
私はあのまま天ヶ崎くんと
キスしてたのかな?
「抱き合ってました
オレが抱きしめました
佐伯先生のこと、抱きしめました」
天ヶ崎くん
そんなハッキリ言ったら
どんどん不利になるよ
停学とか退学とかになったら
大会も出れなくなるし
天ヶ崎くん
せっかく頑張ってたのに…
困るのは…
天ヶ崎くんだ
「私に隙があったのが悪くて
天ヶ崎くんは何も悪くなくて
私が責任とって…」
「城田先生
先生のお子さん
体調悪いとお母さんにベタベタしませんか?」
私の話を天ヶ崎くんが割った
「あー…まぁ…
この前も熱が出て
ずっと抱っこ抱っこ…って…
あーゆー時はやっぱり父親じゃなくて
母親じゃなきゃ…」
「そーゆーことなんで…
オレが佐伯先生抱きしめたの」
天ヶ崎くん
そんなの通用しないって
「なるほど…」
すぐ信じるんだ
城田先生がそーゆー人でよかった気がする
「城田先生、変なこと想像してました?
それって教師としてどーなんですか?」
「や、まー…男女だし…」
「だからさっき
城田先生言ったじゃないですか
父親じゃなくて母親じゃなきゃ…って
城田先生には抱きつきたいと思わなかったです
スミマセンでした」
謝るとこ、そこ?
「んー…まぁ…
今回の件はコレで…」
コレで終わりでいんだ